価値観という概念が使われる。価値観って何か。
そんなときに思ったのがスプーンとフォークのたとえだった。
価値観が違う=スプーンとフォーク?
スプーンとフォークにはそれぞれの役割がある。スプーンはスープを掬う、フォークは固形物を刺す役目。
だけど、やろうと思えば逆もできる。スプーンで固形物を掬ったり、フォークでスープをちびちび飲んだり。
それは不自然なこと。はたから見たら一発で分かる。でも、それを自分で自覚していないと本人はいつまで経ってもおかしいことに気が付かない。
人の世は価値観の違いによってそれぞれ役割が与えられていると思う。だから、できれば自分の価値感が最大限に発揮される環境に移動していきたいもの。
おわりに
価値観が違ったら、ナイフやフォークみたいに形が違えばいいのにね。
人間は価値感が違うのにみんな見た目が似ているのが窮屈に感じてならない。形が似ているからこそ、「自分の価値観を相手も分かってくれるだろう」と言いながら価値観を押し付ける。そういうことが横行して、受け入れられず、勝手に傷つく。
まあ、人間の形に違いがありすぎないからこそ、価値観が変わるチャンスが与えられているのかもしれないけど。
まずは自分の価値観をしっかりと自覚して説明できるようにすること。それが必要かもしれません。